2019.3.29 2019年・本菱発表会 in 山梨県富士川町「大法師公園」

山梨県富士川町にて2017年に復活を遂げた日本酒ブランド「本菱」ですが、2019年3月29日には、2019年版の本菱の発表会が開催されました。
2,000本の桜が華やかな大法師公園にて、富士川町民の皆様にあたたかく見守られながら今年の本菱販売もスタートです。


本菱発表会の会場となったのは、山梨県でも有数のお花見スポットの「大法師公園」です。天気が良い日には富士山を遠くに眺望できる憩いの場。
春には、地元の方々による恒例行事の桜まつりが開催されます。このような華やかな会場にて2019年版・本菱の発表する機会をいただきました。
ちなみに大法師公園の桜まつりは、山梨県のグルメの宝庫!伝統食から、地元特産品、さらにはB級グルメまで、多彩な屋台に惹きつけられて沢山の来場者が。
集まってくる観衆のみなさまの前で、2019年・本菱発表できる最高の舞台が整いました。


まちいくメンバーで、できたてホヤホヤ2019年版・本菱がなみなみと注がれた酒樽をステージにセット。
本邦初公開!毎年変わるパッケージ
2019年・本菱の桜まつりの晴れ舞台にて、初披露です。本菱を貫く共通のコンセプトとして、人の縁をつなぐ祝の酒です。今年も酒宴をきっと華やかにしてくれるパッケージに仕上がりました。


本菱に関わるみなさまからもお祝いのお言葉
まずは、本菱の発起人代表の、むすび株式会社代表の深澤より、みなさまにご挨拶をさせていただきました。
富士川町の町のみんなの思いが込められて、この世に誕生した本菱ですが、今も生産から販売にいたるまで、富士川町の皆さんに支えられています。
本菱は、毎年、繊細なブラッシュアップを重ねていますが、これには町のみんなの協力が欠かせません。2019年も素晴らしい出来栄えの本菱が生まれ、その年にしか味わえない日本酒として誇れるのは、本菱という取り組みが一過性ではなく継続的な取り組みになっている表れだと思います。
富士川町民を代表して、町議会議員の望月さん、現町長の志村さん、本菱の生まれ里・鰍沢町(旧)の石川さんといった方々も、2019年の本菱発表にあたって、あたたかいお祝いの言葉をかけてくださいました。




思いをこめて鏡割り!
富士川町の新たな伝統をつくる日本酒の、ご披露ということで、昔ながらの鏡割り!みんなの思いがこもった一打で、景気良く2019年の本菱がこの地に生まれました。春の酒の香りが、桜が彩る山景色にプンと立ち込めて、朗らかな雰囲気になりました。
美味しいものは、みんなで楽しめば素敵な思い出に。ということで、来場者の方々にも2019年の本菱をお配りして、一斉に乾杯!


樽になみなみと贅沢に本菱をご用意しましたので、おかわりの振る舞いもさせていただきました。
本菱は、華やかな香りとフルーティーな味わいが特徴で、日本酒初心者にも親しみやすいものになっています。そのため、最近では若い方が日本酒を飲まなくなったと言われていますが、「本菱は好き」というように、若い方も、おかわりの行列にたくさん並んでくださいました。まずは体験していただければ解る日本酒です。
本気だから格式高く。山王神社に奉納
2019年のご披露という祝の場が終われば、今度は一転してしめやかな奉納へ。富士川町民に愛され守られている縁結びの神様・山王神社にあやかろうと、神主さんをお呼びして奉納を執り行いました。祭りの賑わいを遠くに感じつつ春の木陰にて粛々と神事が進みます。


本菱に関わる皆様も、神主さんにそれぞれお清めをしていただきました。元号も変わるころの、慌ただしい年度末でしたが、お清めのなかで拝礼すると不思議と凛とした清々しい表情にみんなが変わっていきます。本菱に関わることで、町が変わっていく・・・・・・そんな瞬間が奉納のなかにもありました。
桜オーナーの植樹式
場所を移しまして、今度は、2019年度の目玉企画!桜オーナーの植樹式です。まずは、クラウドファンディングにて桜オーナーになっていただいた皆様に、植樹会場にお集まりいただきました。


クラウドファンディングを通じてオーナーになっていただいた桜の木の下には、お名前の入ったプレートを設置します。花見のときに、話題になること間違いなしです。ご自身のお名前が入ったプレートを手に取ると、オーナーになった実感が沸いたようで、皆様、素敵な笑顔をしていらっしゃいます。
この度の、クラウドファンディングによる桜オーナーの取り組みは、公園というリアルな集いの場の価値を、町民や町民以外の方も一緒になって高めていく新たな門出です。富士川町の代表者の方々にも、お手を拝借してテープカットで華々しく祝しました。


今回、新たに植樹した桜の木は20本以上ありますが、どの桜のオーナーになっていただくかは、公平に抽選で決定させていただきました。
好天時には遠くに富士山を眺めることもできる絶好のスポット「1番」の桜は、本菱の配送業務でもお世話になっている株式会社アシストエンジニアリングさんが引き当てました!「会社でのこれからの花見が楽しみ」とおっしゃっていました。


無事に、桜オーナーの皆様へのご案内が終わり、大法師公園・桜まつりでの活動は一段落がつきました。まちいくのメンバーが支えてくれたおかげで、万事滞りなく進みました。一区切りの達成感を、みんなで共有できるのが「まちいく」の楽しみでもあります。
2019年の本菱での酒宴へ……
本菱は料理にマッチするように味わいが設計された日本酒です。今年の本菱をじっくり味わって楽しもうということで、今度は「いち柳ホテル」さんに場所を移しまして、まちいく関係者にて酒宴へ。富士川町ならではの料理にて、贅を凝らしてもてなしてくれたいち柳ホテルさんに感謝です。


本菱は、富士川町の思いと希望のこもったお酒です。飲みながら歓談すれば、自然と場の空気は、どんどんどんポジティブな方向へ。まちいくプロジェクトに限らず、富士川町についての明るい展望が語られていたようです。
宴もたけなわといったところとなりましたが、楽しい酒宴もいつしかおしまいの時間を迎えてしまいました。締めの挨拶は、本菱にはなくてはならない酒米を生産してくださっている名執さんにお願いいたしまして、2019年度に向けての勢いを感じながらの閉会となりました。


2018年度は、インターナショナルワインチャレンジ、ロンドン酒チャレンジといった国際コンペにて本菱が受賞するという栄光の年となりました。
2019年度で本菱は誕生から三年を数えます。これまでに培ったノウハウを活かしつつ、課題と真摯に向き合い、メンバーと町民による盤石の体制にて、2019年度を飛躍の年にしていきます!
これからも引き続き、本菱の応援や活動への参加を宜しくお願い致します。
まちいくふじかわレポーター:長尾和也
鳥取県鳥取市生まれ。大学進学を機会に上京。2016年よりフリーランスのコピーライターとして活動。2018年より、むすび株式会社とのお仕事が始まる。SEO企画・取材・執筆・写真といった手段を軸にWEBでの情報発信を、企画から制作までお引き受けしています。
